G20閣僚会合のネームプレート、国旗台を製作させて頂きました。
6月15日、16日に軽井沢にて行われるG20閣僚会合におきまして、大坂屋家具店が製作しましたネームプレートと国旗台が使用されます。その製品には軽井沢を代表する浅間山と軽井沢彫の定番の桜の彫刻が施されております。
どちらの製品も何度も試作し、改良を重ねてきました。ネームプレートは当初サイズが大きく、プレートの重さで傾いてしまったり、小さくし過ぎて彫刻がわかりにくといったことがありミリ単位での製作を致しました。
また使用して頂く来賓のお客様に是非とも喜んで頂きたく、使用した後にも記念として国に持って帰って頂けるよう桐箱と専用のクッション、メッセージを桐箱に入れました。
また国旗台においては国旗を垂直に立てると27ヶ国(招待国も含む)と幅も必要になり国旗を垂直に立てるだけでは面白みがありませんでした。そこで大坂屋ならではのデザインをを考え、国旗台を丸いデザインにし、国旗を立てるのも角度をつけることにしました。図面を作成後、サンプルを作りましたが手前側と奥側の国旗垂れ方に差があり、再考し一番国旗が綺麗に見えるようデザイン致しました。
軽井沢彫は明治時代、外国人の宣教師や外交官の要望を受け始まりました。それから127年たった今も世界の外交官に喜んで頂けるよう製作させて頂いた今回の機会は感慨深いものがあります。そしてこの会議を通して世界が良い方向に進んでいくことを願っております。
最後に本日6月9日(日)の信濃毎日新聞に大坂屋家具店が製作したネームプレートが掲載されました。